製品事例

サークルシャーのリバースエンジニアリング

業種板金加工
対象機械サークルシャー
対象部位サイズ250mm×80mm×250mm

改造前

改造後

こちらはサークルシャーのワーク固定ハンドルをリバースエンジニアリングした事例です。
サークルシャーは薄い板を装置に固定し、板を回転させながら円状に切りだす加工機になります。
依頼のあったお客様の機械は、長年の使用により板を固定する機構が磨耗し、板を固定する力が低下した結果、切断中に板がずれて正確に円に切れないことが起きていました。応急処置と、条件によっては人の力でさらに押し付けて使用できるようにしていましたが、切断中に板がずれることは完全には解消することができていませんでした。そこでお客様から、板がずれることなく円に切れるような機構に戻してほしいと依頼をいただきました。

当社ではサークルシャーが一般的にどういった機構・構造で固定・切断をしているかを調査。使い勝手が大きく変わらないよう、既存の固定ハンドルをスケッチ、採寸。固定できる機構を設計、製造、取付までを行いました。

後日、使用状況を確認しに行ったところ、問題なく使用できているとのお言葉と共に、2台目の依頼をいただきました。

当社では、古い加工機のリバースエンジニアリングに関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。

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