リバースエンジニアリングと部品 ~スクリューシャフト~
はじめに
古い機械で修理が不可能な場合にお問い合わせいただくリバースエンジニアリング、多種多様な機械でお問い合わせをいただくのですが、その中でも不思議と対応を求められることの多い部品があります。
本コラムではそんな部品の役割と、どうしてリバースを求められることが多いのか、ご説明したいと思います。
1 スクリューシャフトとは?

今回ご紹介するのはスクリューシャフトと呼ばれる部品です。
簡単に言ってしまうと、シャフト(軸)にらせん状の板が溶接されている部品になります。
スクリューシャフトを回転させることでらせん状の板に合わせて物を動かすことができるため、搬送用途や、樹脂製品を生成する際の成型機で溶かした樹脂材料を送る用途にも用いられます。
2 どうしてリバースエンジニアリングを求められるの?
スクリューシャフトはその用途上、最も過酷な力を受ける部分になっています。
例えば、加工機の切粉の搬送などでもこのスクリューシャフトは活躍していますが、異物を噛みこんでしまった場合、最初にそのダメージを受けるのがスクリューシャフトになるため、破損する可能性の高い部品になります。
他にも、長期使用している機械の場合、定期的にメンテナンスが行われていないと、グリス切れを起こして軸部が破損するケースもあります。
そして、交換ではなくリバースエンジニアリングの対象となる理由としては、スクリューシャフトは機械に合わせて作られる場合が多く、交換修理が可能なものであればいいのですが、サポートがない場合、機械に合わせて作られていたスクリューシャフトはもう製造されない部品となってしまいます。
そのため、リバースエンジニアリングによって再図面化、生産できる状態にする必要があります。
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